狂った道化は影で泣く

本当は何も持っていない
寄せ集めた知識が唯一の力

狂った道化影で泣く
気付いてもらうのを待っている
最高級の利己主義者
美しく食べられたいんだ

「気付いて! 僕は こんなに 耐えてるんだ!」

狂気に溺れて心が見えなくなって
独りぼっちの 部屋で ハッとする
もう一人の僕が嘲笑っている

本当は僕は何もできない
努力で掴んだ人並みの力

狂った獣は愛を待つ
冷たい視線の中 独り
最上級の形式主義
醜く朽ち果てたいんだ

「抱き締めて! 僕は こんなに 頑張っているんだ!」

孤独に埋もれて姿が見えなくなって
独りぼっちの 部屋で ハッとする
もう一人の僕が罵っている

人間的交流が理解らないまま大人になった代償は
大きすぎて全部 偽装なんだ

子供のまま止まった心にかかる負担は
限界を越えて壊れて

気付いて 僕は こんなに 苦しいんだ

寂しさに呑まれ心が襲ってきて
独りぼっちの 部屋で ハッとする
もう一人の僕も本当は泣いている