mirror

時間を偽る人を見送って
暑い中雲を黙って睨んで

夕立の中 雨を受け止めて
晴れた空を映し出す鏡に僕はなろう

何か見返りがある訳でもないのに
一人でも気付いてもらえたら
僕は

花束にはなれないと怨む事もせず
ただ只管に雨を受け入れる

夕立の中 喩え体を穿たれても
誰かを笑顔にさせる鏡に僕はなろう

自分の命と引換えにしても良いと思う
大切なものがあるのならば
僕は倖せなんだと思うよ

箱に詰め込まれて壊れていく事も
何かを写す鏡の定めと
僕は

何か見返りがある訳でもないのに
一人でも気付いてもらえたら
僕は