疾走

往き場所の無い人が嗤って爪剥いだのは
当てつけなのか分からないけれど
自分が痛いだけなのに

それでも止められないのは
僕に宛てた君の合図?
そんなに細かい事は
気付いてもらえると思えないけれど

世界は有限で世界は忙しなく紡ぐ
生き急いでいる
だけど僕は走って往く 目的地も知らないまま
大地を駆ける事を喜びと感じながら

後ろ盾すらない僕が咲って走り出せたのは
言い訳なのか分からないけれど
世界は止まってくれないからだと

本物には成れない
それが君の出した答え
そんなの詰まらないよ
自己否定は最後にして取り敢えず走れ

何処までも走れ
不思議のその先へ 辿り着く事の無い目的地へ
自分を倖せにするのは自分だけだから

僕らは有限で時間は忙しなく過ぎる
死に急いでいる
だけど僕は走って往く 倖せなんて分からないけれど
みんなと走る事を喜びと感じながら