name

取り残されたまま言葉を失う
僕の時間は止まっているのに 世界は音と色に溺れて
この感情に名前を付けるのはいけない事なんだろう
僕は思う

嗚呼
道を染める鮮やかな雨
美しい世界にさえ黒白の紗幕で閉ざして
明かりを燈す

虚ろな瞳のまま意識を失う
残り香に眩暈を起こして 世界の音と色に溺れて
この気持ちに理由を付けるのはいけない事なんだと
僕は思う

嗚呼
路を染める鮮やかな雨
美しい世界にさえ白黒の紗幕で閉ざして
明かりを燈す

声を上げたい 色を見たい 音を聴きたい
それでも怖い

それでも

道を染める鮮やかな雨
美しい世界にさえ黒白の紗幕で閉ざして
明かりを燈す

僕の足元が崩れぬ内に 明かりを燈す